普段、撮影機材を持ち運ぶ際はIncase DSLR Pro Packというリュックタイプのカメラバッグを愛用しています。
スタイリッシュで大容量の機材を持ち運べるのがとてもお気に入りです。
ただ、リュックタイプのカメラバッグを背負って長時間移動する日が続くと肩や腰の痛みに悩まされるのが大きな悩みでした。
そこで最近購入したのがthinkTANKphoto エアポートローラーダービーといカメラバッグ。
4輪キャスター付きで重たい機材が入ったバッグも楽々運べるし、見た目もカッコよいので日々の撮影でとても重宝しています。
本記事ではそんな僕のカメラライフを劇的に快適なものにしてくれたエアポートローラーダービーについて紹介したいと思います!
thinkTANKphoto エアポートローラーダービーの外観
今回新たに購入した撮影機材のエアポートローラーダービー。カメラアクセサリーを数多く手掛けるthinkTANKphotoの四輪キャリー付きカメラバッグです。
サイズはH55.9 × W35.6 × D22.9cmとなっており、普段3~4泊ぐらいの旅行で使っている60Lのスーツケースとほぼ同じサイズ感です。
ローラーのサイズは直径5cm。回転が非常に滑らかで、すいすいバッグを動かすことができます。
スーツケースの持ち手がさっと伸ばせるのはもちろんのこと、カバンの上部と右側に肉厚な持ち手があるので、階段を上がる際などに両手で機材を持ち上げやすいです。
エアポートローラーダービーの収納ポケットについて
エアポートローラーダービーの収納ポケットは大きく3つあります。さっそく普段使用しているアイテムをしまいながら、収納能力をチェックしていきます。
大容量の機材が入るメインコンポーネント
1つ目は撮影機材を収納できるメインコンポーネント。仕切りは好きな形にレイアウトを変更することができる仕様です。
底が深くズームレンズなども縦に収納できるため、思った以上にたくさんの機材をしまうことができました。
収納できる機材の目安
- カメラ2台
- ズームレンズ3本
- 単焦点レンズ3本
- 三脚
- 卓上三脚
持ち歩く荷物の数を絞れば、旅行用のスーツケースを兼ねることもできそうですし、大容量なのはやはり便利です。
ファスナー付きポケット
カメラバッグの蓋の裏にはメッシュポケットが2つ。
SDカードケースやレンズフィルター、忍者レフなどの薄い形状の撮影機材を収納しておくのにうってつけです。
フロントポケット
バッグの外側には縦に深いフロントポケット。
細かなポケットが複数あるので、予備バッテリーやレンズペンなどの細々したアイテムを分けて収納することができます。
15インチサイズのノートパソコンも収納できるので、撮影に必要な機材+αまでしっかり持ち運ぶことが可能です。
thinkTANKphoto エアポートローラーダービーのメリット
ここからはthinkTANKphoto エアポートローラーダービーのメリットを4つ紹介していきます。
キャスターが4つあるから移動しやすい
キャスター付きカメラバッグには下記の2種があります。
- 2輪
- 4輪
ストレスなく重い機材を持ち運ぶことを考えたら四輪の方がいいなと思い、エアポートローラーダービーを買いましたが、この決断をして本当に良かったです。
体の横にスーツケースがあるとコンパクトに移動できるし、手首の負担も少なくて長時間移動しても疲れを全く感じません。
2輪のアイテムの方が価格や安いんですが、予算が許すなら4輪のアイテムを買った方がいいかなと思います。
見た目がシンプル
キャスター付きのカメラバッグを購入するにあたり、様々なアイテムチェックしました。
そこで思ったのがキャリー付きカメラバッグって見た目が野暮ったい製品が多いということ。みるからにカメラバッグ見たいなデザインは苦手です。
しかし、エアポートローラーダービーは割と見た目がシンプルで、かっこいいなぁと思いました。
どんな服装にも合うシンプルなデザインが好みの方にとてもおすすめです。
蓋が横に開く
キャスター付きカメラバッグは蓋の構造が2種類あります。
- 蓋が縦に開く
- 蓋が横に開く
エアポートローラーダービーは横に開く構造を採用してるのですが、実際に使ってみるとこれも便利です。
機材を取り出すときに蓋が横に開くと省スペースで機材を取り出せるからです。
蓋の裏側にある収納ポケットから予備バッテリーを取り出して交換したりする作業もサクッと行えるのも横向きの方が手を動かす範囲が小さくて済みます。
飛行機の機内持ち込みが可能
エアポートローラーダービーは名前の通り、国内線100席以上の航空機に機内持ち込み可能なサイズで設計されています。
撮影機材は繊細なアイテムなので肌身離さず移動したいですし、荷物を待つ時間が節約できるのでこの点もとても良い。
これがあれば大容量の機材をもって飛行機に乗る時も安心です。
thinkTANKphoto エアポートローラーダービーのデメリット
次にthinkTANKphoto エアポートローラーダービーのデメリットに感じた部分を2点紹介します。
機材の取り回しはやや億劫になる
キャスター付きカメラバッグ全般に言えることですが、リュックタイプのカメラに比べると機材の取り出しやすさが下がります。
メインカメラにサクッとアクセスできるポケットがないですし、バッグ自体も大きいので蓋を頻繁に開閉するのが億劫になってしまうためです。
シーンにもよりますが、エアポートローラーダービーで必要な機材をごそっと持って移動し、頻繁に取り出すアイテムはPGYTECH OneMo Sling 11Lのようなコンパクトなカメラバッグに入れ替えて撮影するのがいいと思いました。
ノートパソコンをフロントポケットに入れる運用はややイマイチ
上記に近いですが、フロントポケットにノートパソコンなど重たい機材を入れると、機材を取り出しやすさがより下がります。
機材の取り出しやすさを第一優先にするならフロントポケットになるべくものは入れない運用が良さそうです。
キャスターカバーのセット購入もおすすめ
通常のキャリーケースは利用機会が年に数回なので、使った後にキャスターをさっと洗ってクローゼットに収納していたのですが、エアポートローラーダービーは週一ぐらいの頻度で使用します。
毎回洗う運用もイマイチですし、そこそこ高額なアイテムだったので大事に使いたい。
ということで、Amazondでキャスターカバーも別途購入しました。
キャスターカバーの魅力
- 移動時の騒音が軽減される
- タイヤが傷つくのを防止できる
- 家から帰ったらカバーを外してさっと水洗いできる
これがあるとないのではだいぶ使用感に差が出るので、これも買って大正解でした。
1,000円ぐらいでてにはいるので、これからキャリー型のカメラバッグを買う方におすすめです。
thinkTANKphoto エアポートローラーダービー レビューまとめ
重い機材を体の負担少なく持ち運ぶために購入したthinkTANKphoto エアポートローラーダービーをご紹介しました。
全体的な設計についても大満足ですし、見た目も程よくシンプルで使い勝手が良いのがお気に入りです。
大量の機材を身軽に持ち運びたい方はぜひチェックしてみてください。
この夜景スポットに訪れた感想