綺麗な夜景を眺めることができる魔法の時間であるトワイライトタイム。
普段、夜景写真を撮り歩いているフォトグラファーにとってこの時間はとても特別な時間です。
本記事ではそんなトワイライトタイムに関するよくある疑問を解説していきます。
トワイライトタイム(マジックアワー)とは
トワイライトタイム(マジックアワー)は、日没の20分後〜50分後頃までの薄暮の時間帯を指します。
ロイヤルブルーの空や街明かりが徐々に浮かび上がる光景は思わずため息が出るような美しさがあります。
下記は丸ビル35階からトワイライトタイムと完全に空が暗くなった時に撮影した写真。
完全に空が暗くなったときの景色は富士山が見えなくなってしまったりお堀の水の色が空と同化してしまい、奥行き感が失われてしまっています。
それに対してマジックアワーは、空と街並みが同化しておらず、とても美しい景色に見えるのがわかります。
タイムラプス映像を見ると、トワイライトタイムの夜景の美しさをより感じていただけるかと思います。
どうですか?めちゃくちゃキレイですよね…!
せっかく夜景スポットを訪れるなら、ぜひこのトワイライトタイム(マジックアワー)のタイミングを逃さずに、美しい景色を眺めてほしいです。
トワイライトタイムが綺麗に見える条件
マジックアワーの綺麗な空は天気が良ければいつでも見れるわけではありません。
冬の空気が澄んでいる時期や雨上がりや台風が去り、大気のチリが洗い流されている時が綺麗なマジックアワーを眺めることができる条件です。
下記は夏の台風一過のあとに荒川の河川敷で撮影したマジックアワーの写真。
台風によって大気のチリが流されたことで、夏の時期には珍しく綺麗なマジックアワーの景色を捉えることができました。
日の出・日の入りの方角を調べる方法
マジックアワーを眺めるためには朝日が昇る方角や夕陽が沈む方角をしっかり確認しておくのも大事です。
日の出・日の入り方角シミュレーターを使うと簡単にそれらが実現するので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
トワイライトタイム(マジックアワー)に関するよくある質問
- マジックアワーとはどんな時間を指しますか?
- マジックアワーは日没の20分後〜50分後頃までの薄暮の時間帯を指します。
- マジックアワーが訪れるのが一番遅い日はいつですか?
- 夏至(6/22)が一番マジックアワーが遅い日です。
- マジックアワーが訪れるのが一番早い日はいつですか?
- 冬至(12/22)が一番マジックアワーが早い日です。
- マジックアワーとブルーアワー(ブルーモーメント)の違いを教えてください
- マジックアワーが終わってからの15分間ほどをブルーアワー(ブルーモーメント)といいます。
- 綺麗なマジックアワーを眺めることができる条件は?
- 雨上がりや台風が去り、大気のチリが洗い流されている時に綺麗なマジックアワーを期待できます。
- マジックアワーの別の言い方を教えてください。
- 夕映え、暮相、彼は誰時、夕まぐれ、薄明、黄昏、夕闇といった表現の仕方もあります。
トワイライトタイム(マジックアワー)に夜景鑑賞してみよう
トワイライトタイムの説明と東京都の月別のトワイライトタイムの目安をご紹介しました。
あっという間に過ぎ去ってしまう一瞬の光景は何度眺めても飽きない美しさがあります。
夜景スポットを訪れる際は、ぜひトワイライトタイムに合わせて行動してみて下さい。
この夜景スポットに訪れた感想