普段から写真を撮るときはスマホではなく一眼カメラ派。
これまではα7C+ Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZAを愛用していたのですが、もう少しコンパクトなレンズが欲しいということでFE 40mm F2.5G(SEL40F25G)を購入しました。
単焦点レンズとしてはかなりミニマルなサイズ感で、気軽にスナップ写真を撮るのに便利と思ったのが購入の決め手です。
ということで、本記事では FE 40mm F2.5Gを使用して良かった点、イマイチだった点を紹介していきます!
SONY FE 40mm F2.5Gの外観
今回購入したFE 40mm F2.5G(SEL40F25G)。2021年4月にSONYから発売された単焦点レンズです。
同時期に鏡筒デザインをほぼ同じくする「FE 24mm F2.8 G」と「FE 50mm F2.5 G」も発売されており、三兄弟レンズなんて呼ばれてるそう。
パッケージを開封すると付属品(レンズ本体、説明書、製品保証書)がずらり。
こちらがFE 40mm F2.5G(SEL40F25G)の本体。
筐体にはGレンズらしく、MF/AFのマニュアルボタンやフォーカスホールドボタンなどが搭載されています。
フィルター径は49mm。
普段使用しているレンズ群は67mmのものばかりなのでとてもコンパクトに感じます。
レンズフィルターは本体とレンズフードどちらにでもつけられる仕様。
レンズフード側にNDフィルターをつければ、素早く明るさを調整できるようになって便利ですね。
SONY FE 40mm F2.5Gの特徴
それではここからは実際にSONY FE 40mm F2.5Gを一週間ほど使用してみて感じた、本製品の特徴を紹介していきます。
コンパクトなサイズ感
FE 40mm F2.5GはフルサイズEマウントのサイズは68 × 45mm(最大径×長さ)、重さも173gととてもコンパクトです。
コンパクトさがウリのα7Cに装着するとこんな感じ。
重さはレンズ+ボディで約600gほどとなっており、フルサイズ機をのカメラを持っているとは思えない軽さです。
このミニマムな佇まいなんとも可愛い。
ちなみにα7CとFE 40mm F2.5Gを普段使いしているカメラバッグに安全に持ち運ぶためにHAKUBAのカメラ用ラッピングクロスも購入。
この組み合わせがあれば、普段使いしているカバンにもさりげなくカメラを収納して外出することが可能です。
「カメラを気軽に外に持ち出したい!でもコンデジでは物足りない…。」そんな僕のニーズにしっかり応えてくれるレンズだなと思いました。
充実の外部ボタン
SONY FE 40mm F2.5Gは下記のように外部ボタンが豊富に搭載されています。
- AF/MF切り替えボタン
- フォーカスホールドボタン
- 絞りリング
カメラの設定画面側を見ないでも直感的に各種設定ができるのはやっぱり便利。
特にいいなと思うのはAF/MFの切り替えスイッチ。
物撮りの時は前ボケを意識した構図でよく写真を撮るのですが、意図したところにフォーカスが当たらないことがたまにあります。
そんな時にAF/MFの切り替えがさっと行えると撮影効率が上がります。
寄れるレンズ
FE 40mm F2.5Gの最短撮影距離は25cmとなっており、かなり寄ることができるレンズです。
テーブルフォトなどを撮る時にぐいっと寄れると、余分な情報を画角から外して、主役が引き立ついい写真が撮りやすい。
常用レンズとして非常に扱いやすいレンズだなと思います。
SONY FE 40mm F2.5Gの作例
ここからはSONY FE 40mm F2.5GとSony α7Cを持って鎌倉に観光へ出かけた際に撮影した写真を紹介します。
ボケ感や逆光耐性、画角のイメージなど参考にしていただければ幸いです!
鶴岡八幡宮
街撮りスナップ写真
由比ヶ浜周辺
Eマウントの35~40mmの単焦点レンズを比較
下記は今回のお出かけ用のレンズ購入にあたり候補に上げた、Eマウントの35~40mmの単焦点レンズのスペック比較表。
FE 40mm F2.5Gは値段が一番高いですが、スペックのバランスがとても優秀。
長く愛用する一本を選ぶならケチらずにスペックを優先すべき!という結論でE 40mm F2.5G(SEL40F25G)を選びました。
レンズ | FE 40mm F2.5G (SEL40F25G) | FE 35mm F1.8 (SEL35F18F) | FE 35mm F2.8ZA (SEL35F28Z) |
---|---|---|---|
実売価格 | 約7万円 | 約6.5万円 | 約6万円 |
重さ | 173g | 280g | 120g |
大きさ (幅 × 長さ) | 68 × 45mm | 65.6 × 73mm | 61.5 × 36.5mm |
開放F値 | F2.5 | F1.8 | F2.8 |
解像度 コントラスト | 画面端まで 高い | 画面端は やや低い | 中央・画面端 共に低め |
最短撮影距離 | 0.25m | 0.22m | 0.35m |
最大撮像倍率 | 0.2倍 | 0.24倍 | 0.12倍 |
絞りリング | 対応 | 非対応 | 非対応 |
フォーカス ホールドボタン | 対応 | 対応 | 非対応 |
フォーカス 切り替えスイッチ | 対応 | 対応 | 非対応 |
Gシリーズ三兄弟レンズの比較表
こちらは今回紹介したE 40mm F2.5G(SEL40F25G)と同時期に発売された焦点距離違いのレンズ2本野スペック比較表。
焦点距離やF値以外はどれもほぼ同じサイズ感でとてもコンパクトです。
ジンバル撮影などをする方はこちらのレンズを複数本持っておくと、ジンバルの設定はそのままに異なる画角の映像を取りやすそうです。
製品名 | FE 24mm F2.8 G SEL24F28G | FE 40mm F2.5 G SEL40F25G | FE 50mm F2.5 G SEL50F25G |
---|---|---|---|
構成 | 7群8枚 | 9群9枚 | 9群9枚 |
フォーカス | AF/MF | AF/MF | AF/MF |
絞り羽根枚数 | 7 枚 | 7 枚 | 7 枚 |
焦点距離 | 24 mm | 40 mm | 50 mm |
F値 | 2.8 | 2.5 | 2.5 |
最短撮影距離 | 0.24m(AF時)/0.18m(MF時) | 0.28m(AF時)/0.25m(MF時) | 0.35m(AF時)/0.31m(MF時) |
最大撮影倍率 | 0.13倍(AF時)/0.19倍(MF時) | 0.2倍(AF時)/0.23倍(MF時) | 0.18倍(AF時)/0.21倍(MF時) |
画角 | 84 度 | 57 度 | 47 度 |
フィルター径 | 49 mm | 49 mm | 49 mm |
最大径x長さ | 68×45 mm | 68×45 mm | 68×45 mm |
重量 | 162 g | 173 g | 174 g |
SONY FE 40mm F2.5G レビューまとめ
お出かけ用のレンズとして購入したSONY FE 40mm F2.5Gを紹介しました。
下記のようなメリットのあるレンズでとても満足の行く買い物ができたと思います。
やはり軽さは正義ですね。
今後はα7CとFE 40mm F2.5Gの組み合わせをバッグに入れてスナップ撮影を楽しみたいと思います。
それでは今日はこのへんで。
この夜景スポットに訪れた感想