東京都内には東京タワーやスカイツリーなどのランドマーク、光まばゆい高層ビル群を眺めることができる展望台が多数あります。
東京観光に訪れたい方や都内のデート目的地として探したいという方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では東京都内の展望台を定番から穴場まで行き尽くしている筆者がおすすめの展望台を有料と無料に分けて5ヶ所ずつ厳選して紹介します。
雰囲気もよく東京の夜景を満喫するのにふさわしい場所ばかりですので、是非チェックしてみて下さい!
東京都内の夜景が綺麗な有料展望台
まずは東京都内の美しい夜景が楽しめる有料の展望台を5つ紹介します。
これはお金を払ってでも行く価値があるという施設を厳選して紹介しているので、ぜひチェックしてみて下さい!
東京タワー展望台
昭和33年に建てられた日本初の本格的な夜景展望台の東京タワー展望台。
高さ150mのメインデッキと高さ250のトップデッキがあり、360°東京の街並みを眺めることができます。
見どころの1つ目は南側の景色。都道301号が国道1号に合流する様子がまるでタワーのような形を描いていることから、「もう一つの東京タワー」とも呼ばれれSNSで話題になりました。
見どころ2つ目は虎ノ門方面の町並みを眺めることが出来る西側の景色。
地上330mの日本一高い超高層ビルの麻布台ヒルズを始めとした迫力ある高層ビル群をダイナミックに眺めることができます。
東京タワー展望台はカフェやレストランも充実しており、夜景鑑賞後もゆっくり館内でくつろぐことが可能です。
また、東京タワー展望台周辺には東京タワーを美しく眺められるスポットが多くあります。
東京観光の素敵な思い出が作れる場所なので、ぜひ訪れてみて下さい!
- 住所
- 東京都港区芝公園4-2-8
- 料金
- 大人1,200円
- 高校生1,000円
- 小中学生700円
- 未就学児(4歳〜)500円
asoviewで東京タワーの入場券をお得に購入
- 営業時間
- 9:00~22:30 (最終入場 22:00)
スカイツリー展望台
東京を代表するランドマークのひとつ、東京スカイツリー。
地上高634mを誇るタワーは2011年に「世界一高いタワー」としてギネス認定されています。
施設内には2つの展望フロアが設けられており、東京の街並みを一望することができます。
展望台からはどこまでも続く光の大海原を眺めることができます。
隅田川にかかる複数の橋のライトアップや隅田川の緩やかなカーブを描いた形状もみどころです。
東京スカイツリーは開業から10年以上が経ちますが、世界的に有名な観光スポットでもあることから非常に混雑する展望台です。
スムーズに展望台に上がるには事前のチケット購入が必須でしょう。
東京スカイツリー周辺は観光スポットが充実してますし、スカイツリーの眺めが美しい夜景スポットも点在します。
浅草方面の観光を検討している方はぜひチェックしてみて下さい。
- 住所
- 東京都墨田区押上 1-1-2
- 料金
- 土日 天望回廊1,100円 / 天望デッキ2,300円 / セット券3,400円
- 平日 天望回廊1,000円 / 天望デッキ2,100円 / セット券3,100円
東京スカイツリーの入場券をお得に購入
- 営業時間
- 10:00 ~ 21:00まで(最終入場時間は20:00)
渋谷スカイ(渋谷スクランブルスクエア展望台)
2019年に開業された渋谷スクランブルスクエア。渋谷エリアで最も高い地上229mの高さを誇る商業施設です。
同ビルの47階と46階には展望施設の渋谷スカイがあり都内を一望することができます。
360°東京の街並みを見渡すことができ非常に見どころが多いですが、おすすめは2ヶ所。
1つ目は富士山やセルリアンタワー、首都高を行き交う車などがあり迫力のある夜景を堪能できる西側の景色。
絵に書いたような景色は一見の価値があります。
2つ目の見どころは眼下に渋谷駅周辺の町並みが広がる北側の景色。
世界的にも有名な渋谷スクランブル交差点を俯瞰して眺めることが出来る数少ないエリアなので、ぜひ記念撮影をしてみてほしいです。
渋谷スカイは20分間隔で入場数を管理しており、当日チケットカウンターで入場券を購入すると、入場まで時間が空いてしまう可能性があります。
特に夕暮れ時はwebの入場券事前購入のみで空き枠が埋まってしまうことも多いため、日没前後に訪れたい場合は注意しましょう。
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷 2-24-12
- 料金
- 大人 2,000円
- 中学生・高校生1,600円
- 小学生1,000円
- 幼児(3歳~5歳)600円
klookで渋谷スカイの入場券をお得に購入
- 営業時間
- 10:00 - 22:30(最終入場 21:20)
六本木ヒルズ 東京シティービュー
六本木ヒルズ52階にある展望台、東京シティビュー。
海抜250メートルの高さからどこまでも広がる東京の夜景を一望できる、都内随一の人気を誇る展望台です。
見どころの1つ目は南東側の眺望。
ライトアップされた東京タワーや高層ビル群のまばゆい光が印象的な夜景を堪能することができます。
都内には様々な展望台がありますが、東京シティービューは程よい距離感で東京タワーを眺めれられるベストな展望台といえます。
見どころの2つ目は西側の眺望。
再開発が進み高層ビル群が林立する渋谷方面の街並みや富士山も眺めることができます。
東京シティービューでは11月上旬に「ダイヤモンド富士」を観賞するイベントも実施しており、その時期には夕日と富士山が重なる光景を眺めることも可能です。
東京シティービューの同フロアには森美術館も併設されており、セットの入場チケットも発売されています。
夜景と共に時期ごと素敵な展示を楽しむこともできるので、気になるイベントや展示がある時に訪れてみてはいかがでしょうか。
- 住所
- 東京都港区六本木6-10-1
- 料金
- 一般 2,200円
- 学生(高校・大学生)1,400円
- 子供(4歳~中学生)900円
- シニア(65歳以上)1,900円
※スカイデッキは追加で500円の入場料金が必要
Klookで入場券をお得に購入する
- 営業時間
- 東京シティビュー 10:00~22:00(最終入館 21:00)
- スカイデッキ 11:00~20:00(最終入場 19:30)
フジテレビ球体展望室 はちたま
フジテレビ本社屋にある球体展望室はちたま。
これまで紹介してきた展望台に比べるとやや規模は小さくなりますが、館内にはベンチや双眼鏡などの設備があり、270°の臨海パノラマ楽しむことができます。
見どころの1つ目はお台場のランドマークであるレインボーブリッジの眺め。橋の後ろには東京タワーも並び、東京らしい景色が広がります。
下記は毎年12月に実施されるレインボーカラーの特別ライトアップで光り輝くレインボーブリッジ。
また、球体展望室はちたまは冬の空気が澄んだ時期には西の方角に富士山を眺めることも可能。
夕暮れ時の富士山と臨海パノラマの景色は非常に絵になりますし、美しさに感動すること間違いなしです。
なお、球体展望室はちたまの営業終了時間は18:00までとなっており、営業終了時刻が早いのが注意点。
ゆっくり夜景を楽しむことが出来るのは11月〜1月頃までとなるので冬の時期のお台場観光やデートで訪れましょう。
- 住所
- 東京都港区台場 2-4-8
- 料金
- 一般 700円
- 小中学生 450円
- 営業時間
- 10:00~18:00
東京都内の夜景が綺麗な無料展望台
次に東京都内の夜景を無料で楽しめる展望台を5つ厳選して紹介します。
「こんな綺麗な景色タダで楽しんでいいの!?」というような素敵な場所ばかりですので、是非チェックしてみて下さい!
東京都庁 南展望室・北展望室
東京都の中心である行政施設の都庁第一本庁舎。
この施設の45階には入場料無料の展望フロアが2ヶ所(南展望室・北展望室)あります。
展望室内にはレストランやお土産売り場やレストランなどもあり、連日多くの観光客の方が訪れています。
展望室からの眺めはご覧の通りとても豪華。
西側は三角帽子がトレードマークの新宿パークタワーや首都高速道路、地平線の先には富士山というとても美しい夜景を鑑賞することが出来ます。
東側は所狭しと林立する新宿の高層ビル群や乗降客数約のギネス認定記録を持つ新宿駅周辺の街並み。
さすが日本を代表するビジネス街!といえるような迫力のある夜景を心ゆくまで堪能できます。
なお都庁周辺はオフィス街となっているので、平日はあまりビル群に灯りがついていません。
迫力がある夜景を眺めたい方は平日の夜に展望台を訪れるのがおすすめです。詳細記事では南展望室・北展望室などの違いも詳しく解説しているので、気になった方はぜひチェックしてみて下さい。
- 住所
- 東京都新宿区西新宿 2-8-1
- 料金
- 無料
- 営業時間
- 北展望台 9:30 ~ 17:30
- 南展望台 9:30 ~ 23:00
恵比寿ガーデンプレイス・スカイラウンジ
東京都渋谷区および目黒区に跨る複合施設の恵比寿ガーデンプレイス。
38階にあるレストランフロアには2つの展望スペースがあり、ゆっくり夜景を眺めることが出来ます。
一番の見所は東京を代表するランドマークである東京タワーを程よい距離感で眺められる南側の景色。
周辺のビル灯りも美しく、うっとりするような夜景を楽しむことが出来ます。
少し目線をずらせば東京スカイツリーやお台場のレインボーブリッジも眺めることも可能です。
もう一つの展望スペースでは西と北の方角が開けており、渋谷や新宿の高層ビル群、空気が澄んでいる日には富士山を眺めることが出来ます。
南側の展望スペースに負けず劣らずの素晴らしい景色です。
ただ、こちらの展望スペースはエレベーターの近くということもあり、人通りが多いのが難点。
恵比寿ガーデンプレイスがある渋谷区周辺は観光スポットや商業施設も充実しています。
気になった方はぜひ、詳細記事もご覧いただき、恵比寿ガーデンプレイス・スカイラウンジからの夜景を堪能して下さい。
- 住所
- 東京都渋谷区恵比寿 4-20
- 料金
- 無料
- 営業時間
- 11:00~23:30
カレッタ汐留 SKY VIEW
カレッタ汐留の46階・47階レストラン街にある展望ラウンジの「SKY VIEW」。
小さな展望スペースではありますが、窓の向こうにはベイエリアの美しい景色が広がります。
1つ目の見どころはお台場や竹芝の街並みが広がる南側の景色。
お台場を代表するランドマークのレインボーブリッジや2020年に開業した高さ119mの商業ビル「メムズ東京」があり、絵に書いたような美しい眺めを楽しむことができます。
2つ目の見どころは隅田川に架かる築地大橋や勝鬨橋、晴海方面のタワーマンションを眺めることができる東側の景色。
築地大橋や勝鬨橋のライトアップは日没から23時まで実施されており、比較遅い時間まで夜景鑑賞を楽しむことが出来ます。
ちなみにかつては眼下に築地市場があり、まるでUFOのような一風変わった光景を眺めることが出来ましたが、現在は駐車場となってしまっており、光量が減ってしまったのが惜しいポイント。
カレッタ汐留 SKY VIEWの展望スペースはやや狭めではありますが、人の数も少なく比較的落ち着いて夜景を眺めることが出来る穴場の展望台です。
汐留周辺の観光やデートで訪れた際にぜひ立ち寄ってみて下さい。
- 住所
- 東京都港区東新橋1-8-1
- 料金
- 無料
- 営業時間
- 11:00 ~ 23:00
KITTE 6階 屋上庭園
日本郵便が初めて手がける商業施設として2013年に開業した「KITTE」。
6階には約1,500平方メートルに及ぶ開放的な屋上庭園「KITTEガーデン」があり、東京駅舎や駅構内を発着する新幹や電車を眺めることができます。
屋上庭園からの眺めはこちら。
ライトアップされた赤レンガ駅舎や美しく整備された広場、周辺を取り囲むように建つ高層ビル群の共演は圧巻の一言です。
初めてこの場所を訪れて夜景を眺めたときの感動は今でも覚えています。
また、少し視線をずらせば、東京駅構内を発着する新幹線や電車を眺めることも可能。
トレインビューがお好きな方にもおすすめの展望台となっています。
なお、KITTE 屋上庭園は23時まで開放されていますが、東京駅のライトアップが実施されているのは日没から21時頃までとなっています。
訪れてみたい方は夜景鑑賞を楽しんだ後に周辺のレストランで食事を楽しむのがおすすめです。
- 住所
- 東京都千代田区丸の内2-7-2
- 料金
- 無料
- 営業時間
- 11:00~23:00(日・祝 11:00~22:00)
※天候により閉鎖する場合があります
丸ビル・35階 展望フロア
東京駅から歩いてすぐの場所にある36階建ての複合施設・丸の内ビルディング。
レストラン街がある最上階には開放的な展望スペースが設けられています。
窓の向こうにはライトアップされた国会議事堂や、霞が関方面の高層ビル群、そして富士山を眺めることが出来ます。
視界がひらけているのが一方向だけなので見どころは少ないのですが、この光量の多さや絵に書いたような美しい街のバランスは一見の価値があります。
個人的には今回紹介した場所の中でもかなりお気に入りのポイントです。
ちなみに、同ビルの5階には東京駅を俯瞰して眺めることができる展望スペースもあります。
一度に2つの眺望を楽しめるビルなので、気になった方はぜひ立ち寄ってみて下さい。
- 住所
- 東京都千代田区丸の内2-4-1
- 料金
- 無料
- 営業時間
- 平日・土曜日23時まで / 日祝日22時まで
※連休の場合は最終日のみ日祝日の営業時間となります
美しい東京夜景を堪能できるおすすめ展望台 まとめ
東京都内のおすすめ展望台を10ヶ所厳選して紹介してきました。
気になった展望台は合ったでしょうか?
今回紹介したスポットは大迫力の東京夜景を堪能できる素敵な場所ばかりですので、ぜひ観光やデートの目的地として訪れてみて下さい!
他の展望台も知りたいという方は東京都内の展望台一覧もぜひチェックしてみて下さい。
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